体験談D氏

息子が亡くなり、遺言の大切さを感じております。

私(女性)は、88歳の年寄りです。

主人は一年前に他界しました。

その一年後、

63歳で病気療養中の息子(一人っ子)が亡くなりました。

主人の相続財産は、一戸建住宅(土地付き)のみです。

相続財産を息子(その時点では息子は健在)と私とで1/2づつ相続することになりました。

ところが、そこで問題が起きたのです。

どういうことかというと、

この建物は、もともと1階建でしたが、数年前に、亡くなった息子夫婦が2階を増築してアパートから引っ越して住んでいました。

建築費用は、息子が支払いましたが、実家の建物の上に建てさせてもらい、いつもありがたいと感謝されておりました。

ところが、息子の嫁が2階部分は、息子夫婦が建築費用を出して建てたので、お父さんの相続財産ではないとの主張し、それを考慮した相続が確定しました。

②につづく