C氏体験談 (C-1)

義父は、約10年ほど前に脳梗塞で半身不随になり、持病の糖尿病もあり幾度も入退院を繰り返しいましたが、面倒をみていた年老いた義母が介護に疲れ、家族で話し合い、施設に入る事になりました。

そして2年後、義母も認知症が進み、日常にも支障をきたす事が多くなり、義父とは、別な認知症施設に入所しました。

施設に入るとだいたいは、親戚、家族と疎遠になります。

他県に嫁いでいる娘、働きに出ている息子、孫等は、もともと地元に

年に数回しか帰ってきません。

施設に入ると、実家に両親がいた頃よりも地元に帰らなくなります。

地元にいる子供が、両親の入所先に

面接、金銭面のやり取りを施設がわとしていく事になります。

年老いた親は、いつ万が一の事がおきるかも知れません。

体調崩し、時には、手術をする場合もあります。

そのような事が頻繁におきると

もう先は短いと察知したのか、

他県に住んでいる子供達が、地元に戻ってきて、施設にいる親に会いに

来るようになります。

つづき(C-2)