父の49日法要を心痛しながらも
無事終わらせ辛い日々は、一旦おさまりました。
ところが、落ち着いた後、お金の清算の時にまたも口論になったのです。
通夜、葬儀中、49日の間に立て替えた費用もあれこれ難癖つけて全額支払ってもらえなかったのです。
1周忌、3周忌、7周忌や他の親戚の法事などで、顔を合わせる度に
新たな金銭事で不快になったり、過去の立て替え金の未払いで口論になったりもしました。
とうとう、私(A氏)は、実の兄弟の長男の家(両親の仏壇がある)に
行くことをやめました。
これ以上、仏壇を目の前にして、
口論は、したくないのです。
何より、故人が悲しみます。
今でも、親戚の告別式や法要の席で
顔を見かけることをは、あっても、
こちらから、話しかけることはありません。
もう二度とあのような不快で、辛い目にはあいたくないのです。
どう思われようなと気嫌われようと
もう感情的にに受けつけないところまで、こじれてしまっているのです。
後に相続の件で弁護士等に相談に
伺ったところ、
私(A氏)と似たような体験をされた方は多々いるようです。
今思うことは、
人はいつ亡くなるかわかりません、
だから、いつ亡くなってもいいように、残され家族が困らないように、生前、家族に、遺言書だけではなく、自分が亡くなった時の段取りや任せる人、費用等をできるだけ詳細に記して欲しいのです。
最近は、エンディングノートというものがあるようです。
葬儀については、詳細に記入項目が設けてあり、大変役立つそうです。
葬儀をスムーズに行えるように、
遺族は、そのノートに書いてあるようにその通りに行動すれば、それが故人の意志ですので誰にも文句言われることなく、嫌な思いもしなくてすむのです。
私(A氏)は、父の死の教訓を得て、
自分の終活のスタートとして、
エンディングノートを書くこと、
同時に生前整理を意識して生きています。
A氏体験談 完