A氏
父(故人)は、私の経営するペンションの管理人をしていました。
別棟に管理人室があり、ひとり住込みで働いておりました。
母(故人)は、すでに他界しており、
私を含め子供達も皆それぞれ別世帯で暮らしておりました。
父は、70歳を過ぎてから、肺、心臓を悪くし、通院しながら、業務(管理人)を行なっておりましたが、ある冬に風邪をこじらせて小さな病院に診察に行きましたが、持病もあることから、大きな総合病院に検査入院することになり、その日のうちにその病院に入院したのです。
ところが、入院したその日は、土曜日で、翌日は、日曜日ですので、専門の医者がおらず、当番のお医者さんが診察することになっておりました。
ところが、翌日のお昼に急に心臓発作で亡くなってしまいました。
そんなことがおきるのかと大変ショックでした。
その後、せわしくながらも、なんとか葬儀、納骨等を済ませましたが、
心情は、とても嫌なことばかりが多くて耐え難い苦痛な日々を送ることになりました。
次回へつづく