お金の整理 ⑦

60歳を超えると、親の死を経験する人が多くなります。

今の親世代はとても長生きです。
「親の遺産で〇〇をしたい」と考えても、親自身の介護費用で貯金を使いきり、財産が残らないことも少なくありません。

親が生きているうちに、どれだけの財産があり、介護にどれだけ必要かなど、親ときょうだいで、死後のことを話し合っておくことが大切です。

また、亡くなると銀行口座が凍結され、解約には故人の戸籍謄本を集めるなどの手間がかかります。

可能なら親の口座はひとつにまとめておき、必要書類を事前に揃えておくと手間が最小限になります。