和室の片づけ ③

和室はやはり、日本人としての生き方、伝統や文化といった目に見えないものを象徴します。

今どき、長男に家を継がせて、家系を守っていくことが必ずしもよいとは言えませんが、和室が本来の和室として機能していないと、日本人としてのDNAが途切れてしまいかねません。

それは、後継ぎに恵まれず、家が栄えなくなる可能性が大きいのです。

日本人として生きていく限り、やはり最低でもひと部屋は畳の部屋を残して、その家の主が和室で寝起きすることで、日本人としての自覚と誇りが生まれるような気がします。

和室を整えるポイントは、モノを置くことは基本的にNGなのですが、タンス等の収納家具を置くのは、いいと思います。
その場合、必ず家具の扉は閉めておくことです。

和室は毎日、掃除、ふすまや障子のメンテナンスも必要ですからきれいな状態を維持するのは、なかなか大変です。