子ども部屋 ①

住宅を購入する大きなきっかけになるのが、子どもの存在です。

子どもが生まれた時、あるいは子どもが大きくなって来たタイミングで、多くの人が住宅の購入や引越しを考えます。

その場合、当然、親は子どもに部屋を与えることを前提に、新しい家の間取りを考えることになるのですが、ここに大きな落し穴があるのです。

子どもは家の中を元気に走り回ったり、おもちゃを広げて、遊びます。

そうした子どもの特性を考えると、子ども部屋は片づいていない状態が普通です。

しかし、子ども部屋を与えると、親はどうしても子どもに、自分の部屋を片づけさせようとします。

その無理な躾が「片づけられない子ども」をつくることになる場合があるので、子どもにとって部屋が本当に必要な時期か親自身が考える必要があるでしょう。