「いい人生」を生きる ③

自由とは、何ら邪魔されることなく、あなたの意のままにあなた自身の人生を送ることだ。

もしもあなたが、自分の意志通り、
身のおもむくままに生きようとしても、何者かに常に束縛されてしまうというのなら、あなたは自分自身を支配する力、つまり支配力を持っていない。
あなたは、犠牲になっているのである。

自由になるということは、家族や仲間に対する責任から逃れることでは決してない。
自分の望みと、家族や友人といった自分以外の人の要求とがくい違ったとき、彼らの考えに従わなければならないという法はない。
きちんと彼らへの責任を果たしながら、なおかつ自由でいる方法もある。

にもかかわらず、責任と自由とは両立しない、また、自由を望むのは「利己主義」だと言う人がいる。
もしもそれらに屈服すれば、あなたは彼らに縛られて身動きできなくなり自由を失ってしまうだろう。

「いい人生」を生きるのなら、他人がどう思おうが、一向に気にせずに自分が選択したことについて責任を持って自由に行動することであると思う。