「いい人生」を生きる ②

ウエイン・W・ダイアーの著作本の中で
自分の人生を、自分の力で思うように支配できない人のことを「犠牲者という」と書いてある。

もしも、自分の心を自分であやつる糸を持っていなければ、自分以外の何者かがあなたの心をあやつってしまう。

あなたは、他人の意のままにされる犠牲者になり下がってしまうのだ。
このような、あなたを犠牲者へ落としめる罠は、そこらじゅうに転がっている。

ここでいう犠牲者とは、犯罪によって被害を受けた人のことではない。
世間一般の犯罪などとは比べものにならないくらい巧妙な手口で、自分自身を盗まれてしまっている人のことである。

他人の命令によって動いているということが犠牲者の特徴といえる
知らず知らずのうちに自分の意に反することをやっていたり、あるいはまた、相手にうまく乗せられて、やらなくてもいいことまでやっていたりする。

このようなあなたを支配、コントロールしようとする力をキッパリ拒否すれば、犠牲者にならずにすむはずである。

自分の弱さを捨て、腹をすえて
「ノー」と言おう。