B氏体験談(B-3)

不動産売買の金銭のやり取りには、

いろんな関係者が立会います。

当事者の他に、金融機関や司法書士

等、、そして、代金は、現金、小切手、振込等、、いずれにしても、支払った領収書はあるはずです。

確認したところ、売買代金を振込んだ銀行の振込用紙がありました。

そして、それを証拠にその姉に

みてもらいました。

それでも、納得がいかないようすでしたので、その銀行に行って相続人であれば、通帳が無くても確認が可能だと伝えて、一旦は、落ちついたのでした。

それから、数ヶ月経ったある日、

その3名の相続人が私の不動産会社に来店、故人名義の通帳に確かに

売買代金と同額の振り込みが確認

できたとの事。(銀行で入出金の一覧表を発行してもらえた)

私どもの会社には、大変申し訳ない、たいへん失礼したと謝ってきました。

その通帳は、お金が、頻繁に引き出されていて、残高がほとんどなかったそうです。

お金がないので、売買代金を支払ってないじゃないかと疑ってしまったとの事でした

誰がお金を引き出したのか?とか

いろいろ言っていましたが、

これ以上、関わりたく無い気持ちでしたので、仕事を理由にお帰り頂きました。

故人のお金ですし、どう使おうが勝手なのに、、、

故人(顧客)がかわいそうになりました。

そして、やはり、遺言書を残すべきだと強く思いました。

終わり