子ども部屋 ③

早い段階で、子どもに部屋を与えてしまうのは、子どもに対する過剰な期待の現れであり、大人扱いしているということです。

子ども部屋が片づいていないことを子どものせいにしてはいけません。
子どもの特性は、無限の可能性と自由な創造力です。

子ども部屋は、子どもの創造力を発揮するためのスペースなのですから、部屋の片づけは母親が代わりにやって、さらに「ちゃんと片づけなさい」と文句を言う。
これでは子どもはどう対応していいか、混乱してしまいます。

そうした親の矛盾した行為が、面倒な片づけは親が代わりにやってくれるという未熟な「子どものような大人」を生み出さす元になるのです。