「いい人生」を生きる ⑥

自分自身で自分を犠牲者にしている場合がある。

それは、「言い訳」である。

「どうせ負けることはわかっている」
この考えは、自分に犠牲者リストに載せてくれと頼んでいるようなものだ。
もしも、自分にふさわしい目標を勝ちとるつもりなら、敗者意識に甘んじてはならないはずである。

「わたしは凡人だからチャンスがない」
この考えは、相手を大物だと考えたとき、すでにあなたが自分を敗者の側にいることを物語っている。
このような考えを捨てて、ゴールに到達できると思えるなら、どんな状況だろうと突き進んでいくしかないと思う。

「それはフェアではない」
この考えは、何かというと
自分の希望する世界を物事の判断基準にしている。
そもそも人間はアンフェアなことをするものなのだ。
いくら文句を言っても、アンフェアなことをすべてなくすのは不可能。

自分自身が犠牲者にならないためにも考え方を変え、人格と教養とを磨けば犠牲のほとんどが防げるのではないだろうか