墓じまい

少子高齢化や家族形態の多様化とともに、先祖代々の墓の維持管理が難しくなっている。
そして、
地方から都市部へ生活の拠点を移した多くの人が「墓じまい」に直面しているという。

大学進学とともに地方の実家を離れ、東京で就職。そのまま結婚し、マイホームも購入した。
父母はすでに他界し、兄弟も他府県で生活している。

実家には普段は誰もおらず、正月やお盆に帰省するくらいという人にとって、自分が元気なうちはなんとか墓を維持できるが、子供たちの代になったらどうなるかわからないという人が増えているのだ。